妊娠中に「絨毛膜下血腫」と診断されると、多くの方が悩むのが
「どこまで動いていいの?外出は大丈夫?」という点ではないでしょうか。
私自身、看護師として知識はあったものの、いざ当事者になると迷いの連続でした。
この記事では、私の体験をもとに
「外出はしていいのか」「どのように過ごしたのか」についてお伝えします。
結論:後悔したくなければ外出は控えた方がいい
まず結論から言うと
後悔したくないのであれば、外出はしない選択をおすすめします。
これは「外出=絶対悪」という意味ではありません。
ただ、万が一出血が増えたり、状態が悪化したときに
「あのとき出かけなければよかった」
と自分を責めてしまう可能性があるからです。
妊娠中は、ほんの小さな行動でも不安につながります。
だからこそ、“できるだけリスクを減らす行動”を選ぶことが、心の安定にもつながると感じました。
安静にしていれば治るわけではない
ここで大切なことは
安静=完治ではありません。
絨毛膜下血腫は、絶対的な治療法が確立されていないため、
基本的には「これ以上出血を増やさないための安静」が指示されます。
しかし実際には、
- 安静にしていても出血が増えることがある
- 血腫の位置や大きさによっては出血をコントロールできない
といったケースも少なくありません。
つまり、どれだけ頑張って安静にしていても、
結果として早産や流産に至る可能性はゼロではないのです。
だからこそ伝えたいのは、
「もし結果が思わしくなくても、自分を責めないでほしい」ということ。
現在の医療ではどうにもできない部分もあり、
それは決してあなたの行動のせいではありません。
私自身も、「これは運命だったのかもしれない」と考えることで、気持ちを保っていました。
私の血腫の状態と出血の経過
参考までに、私の経過をお伝えします。
血腫の大きさは、特別大きいわけでも小さいわけでもないくらいでした。
出血の経過は以下のような感じでした。
- 初日:多い日用ナプキン1枚程度の出血
- 2日目:普通の日用スリムタイプ1枚程度
- 3日目以降:本格的な自宅安静開始、1日1枚程度に落ち着く
特に印象的だったのは、2日目の出血増加です。
朝、仕事に行こうと準備をしていただけで、
タラタラと出血が続いてしまいました。
この経験から、
「少しの活動でも影響がある」
と強く実感し、本格的に安静生活へと切り替えました。
出血量が減った理由は“徹底した安静”
3日目以降に出血が落ち着いたのは、
とにかく動かない生活を徹底したからだと思います。
私が意識していたのは、
- ごはん
- 歯磨き
- トイレ
この3つ以外は、ほぼ横になって過ごすこと。
「動かなくていいなら、絶対に動かない」
というレベルで生活していました。
正直、ここまでやる必要があるのかと悩むこともありましたが、
少しでも安心材料を増やしたい一心でした。
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外出・受診時に気をつけていたこと
どうしても避けられないのが通院です。
受診日は、
- 家族に送迎をお願いする
- 歩く距離を最小限にする
ことを徹底しました。
また、移動時には以下を意識していました。
- 起き上がるときはお腹に力を入れない
- 歩くスピードはゆっくり
- 坂道や階段はできるだけ避ける
- 病院内は可能なら車いすを利用する
「ここまで気をつけるの?」と思うかもしれませんが、
当時は少しの負担でも怖かったのが本音です。
買い物や家事はどうしていたか
外出を控えるとなると、困るのが日常生活ですよね。
私は以下の方法で乗り切りました。
■買い物はすべて人に頼る
- 家族にお願いする
- Amazonの置き配を利用する
ただし、置き配で届いた荷物を室内に入れるのも、
基本的には家族にお願いしていました。
■食材は宅配サービスを活用
- おうちコープ
- パルシステム
などの宅配を利用していました。
■料理はミールキットに頼る
家族でも簡単に作れるように、
- 切ってある
- 混ぜるだけ
- 焼くだけ
といったミールキットを活用。
費用はやや高くなりますが、
「安静を優先する」と割り切っていました。
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まとめ:自分を守る選択を
絨毛膜下血腫と診断されたとき、
- どこまで動いていいのか
- 何が正解なのか
分からなくて不安になると思います。
そんな中で私が出した答えは、
「できる限り動かない」。
外出を控えることで、
- 身体的な負担を減らす
- 精神的な後悔を減らす
この2つにつながります。
そしてもう一つ大切なこと。
どれだけ気をつけていても、
結果が思い通りにならないことはあります。
そんなときはどうか、
自分を責めないでください。
辛い時期だと思いますが、落ち込みすぎずに一日一日を乗り越えていきましょう。


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